Microsoft Store経由でのWSLのインストール方法

目次

概要

Microsoft Store経由でWSLのインストールをしました。ここではその方法を紹介します。

環境

  • Windows 11 22H2

インストール方法

これまで、Windows Subsystem for Linux(WSL)は、Windowsの機能として実装されていました。そのため、アップデートなどもWindows Update経由で行われていました。

しかし最近になってMicrosoft Store経由でインストールが可能になり、アップデートも同じくMicrosoft Store経由ですることができるようになりました。

ここでは、Microsoft Store経由でWSLのインストールをする方法を紹介します。

最初に、Microsoft Storeから、「Windows Subsystem for Linux」を検索してインストールします。

https://apps.microsoft.com/store/detail/windows-subsystem-for-linux/9P9TQF7MRM4R

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インストールが終わったら、「Windowsの機能の有効かまたは無効化」というウィンドウを開きます。これはWindowsのスタートボタンを押したときに表示される検索から開くことができます。

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そのウィンドウから、様々なWindowsの機能を有効化、無効化できるのですが、ここでは、「仮想マシン プラットフォーム」にチェックを入れて、機能を有効化します。

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これで、WSLの準備ができました。

Linuxのインストール

WSLを使って、実際にLinuxをインストールしてみます。ここでは、公式に提供されているということで、Ubuntuのインストールを行います。

ここからの作業はCUIを利用するため、Windows ターミナルを起動します。このWindows ターミナルは公式で推奨されているもので、この後のWSLでのLinuxインストール後にすぐにLinuxを利用するためにも便利なソフトウェアとなっています。Windows ターミナルはMicrosoft Storeからインストールできます。

起動後、次のコマンドを実行してインストールします。

wsl --install Ubuntu

指示に従ってインストールを進めていきます。順調に進められれば、ユーザー名やパスワードなどの入力を求めるウィンドウが起動するはずです。

これでインストールは終わりです。

ちなみに、WSLには、バージョンが1と2のふたつがありますが、今回紹介した方法でインストールしようとした場合、WSL2と呼ばれるバージョン2となります。

インストールしたLinuxは、Windowsターミナルを利用している場合、Windowsターミナルからすぐにアクセス可能です。私はWSLを利用する場合は、主にこの方法を用いて利用しています。

さいごに

Microsoft Store経由でWindows Subsystem for Linuxをインストール、さらにLinuxとしてUbuntuをインストールしてみました。

インストール方法を変えた結果、何か便利になったかといえばそんなことはないです。