概要

Windows Subsystem for Linux(WSL)はWindows上でLinuxを比較的簡単に動かすことができる機能です。

現状、WSLはWindows Updateで更新を行うのですが、今回私の環境ではなぜか更新がうまくいかないという問題が発生しました。

ここでは、私が実際に行った問題の解決方法を紹介します。

環境

  • Windows 11 21H2

問題の発生

私が問題を確認したのは、Windowsの設定のWindows Updateからです。

Windows Updateにアクセスしたところで次のようなエラーが発生していました。

Windows Subsystem for Linux Update 5.10.60.1

インストールエラー 0x800706433

こちらのエラーコードなどで検索をしてみたのですが、WSLに関連した解決策はほとんど見つかりませんでした。

解決方法

最初に試してみたのは、WSLの無効化と有効化を切り替えるということです。しかし、これをやってもWindows Updateでの更新はうまくいきませんでした。

そこで、私がやってみてうまくいったのは次の方法です。

WSLは有効のまま、次のサイトから「x64 マシン用 WSL2 Linux カーネル更新プログラム パッケージ」をダウンロードしてインストールします。

以前のバージョンの WSL の手動インストール手順

これは古いインストールの方法として紹介されているものですが、私がインストールをした後にWindows Updateを確認したところ、ちゃんと更新ができるようになっていまいた。

さいごに

ほとんど情報が見つからず、問題の解決に時間がかかりました。

同じようなエラーに悩んでいる人の参考になれば幸いです。