Windows 10がインストールされているパソコンを使ってWi-Fiの電波状況を調べる方法についてまとめました。
概要
電波には、限りがあります。これは、無線によってインターネットを使うWi-Fiも例外ではありません。
今回は、このWi-Fiの電波の状況を知ることができるinSSIDerというフリーソフトを使って、電波状況の可視化をしてみます。
inSSIDerについて
このソフトはバージョン4系以降から、有料版となってしまい、無料で使うことができなくなってしまいました。
なので、今回インストールするのは、バージョン3系の最新版です。
ここで注意して欲しいのが、公式サイトではバージョン4系以外のものを配布していないということです。
バージョン3系の最新版を使用するのであれば、公式サイトではなく転載サイトからファイルを探してきて、インストールする必要があります。
この時、間違えてウイルスやアドウェアなどをインストールする可能性があります。十分気をつけなければなりません。
私の場合は、下記のリンクからダウンロードできるファイルをインストールしましたが、現時点では、悪さも、広告も表示をしていません。
ついでに、正規版かどうかを確認するためにハッシュ値も載せておきます。
MD5:32c9e8f9bade0be37bf8f52af7f653ff SHA1:42479fb94c75b8e882326144885e4ae7c8529743 ファイル名:inSSIDer-installer.msi
これらを確認しながら、ダウンロードして下さい。
インストール
ダウンロードしてきたファイルをダブルクリック等で実行すると、英語の画面が出てきて、インストールが始まります。
英語を読みながら、Nextをクリックし続けていれば、インストールは終了します。
使い方
起動は、すべてのプログラムから「MetaGeek」>「inSSIDer Home」をクリックします。
起動後の画面から、上部のNETWORKという名前のタブをクリックすると、現在のWi-Fiの電波状況を知ることができます。
ここでは、左の表では、電波の強度や暗号化の方法、表の下のグラフからは、Wi-Fiのチャンネルなどが分かります。
さいごに
かなり面倒なインストールとなってしまいましたが、現在のWi-Fiの状況が分かるというのは、とても便利なことです。
これを使うことによって、Wi-Fiの調子が悪い時に、電波の混線によるものなのか、機械の調子が悪いということなのかの判断材料となります。