概要
UbuntuはLTS版でない限りリリースから9ヶ月がサポート期間となっています。
私は、開発マシンにUbuntu 19.04を使っているのですが、2019年10月にUbuntu 19.10がリリースされたので、19.10の方にアップグレードしました。
ここでは、Ubuntu 19.04からUbuntu 19.10へのアップグレードの方法について紹介します。
注意
更新によって、ソフトウェアが動かなくなるということがあります。
普段使うソフトウェアがUbuntu 19.10に対応しているかを確認してからアップグレードをしてください。
更新には、時間がかかります。余裕を持って更新をしてください。
また、インターネット環境が必要なため、安定したインターネット環境のある場所で行ってください。
準備
19.10へのアップデートの前に諸々のパッケージを最新にしておきましょう。
これは、予期せぬエラーを防ぐために重要です。
$ sudo apt uddate
$ sudo apt dist-upgrade
必要に応じてUbuntuを再起動しておきましょう。
更新
Ubuntuの更新は、update-manager-coreというパッケージを使って行います。
そのため最初にインストールしておきましょう。
$ sudo apt install update-manager-core
インストールを終えたら、次のコマンドで更新があるかどうかを確認します。
$ do-release-upgrade -c
更新があることを確認できたら、次のコマンドで19.10にアップグレードしましょう。
$ do-release-upgrade
更新は、指示に従って操作していけば完了します。
さいごに
Ubuntu 19.04のサポートは2020年の1月までです。
パッケージのリポジトリが無くなったりしてかなり更新が大変になるということがあるため、なるべく早くに19.10にアップグレードした方がいいです。
(Debian wheezyはミラーサイトが消えたことで、大変なことになってた)