Unityのバグを踏んだのでLTSでも初期バージョンは注意が必要

目次

概要

Unityの新しいLTSバージョンがリリースされたので、更新してみたのですが、バグを踏んでしまいました。

何があったのか

私は、Unityでゲーム開発をする際には、最新のLTSバージョンを使うようにしています。今回Unity 2021 LTSを使っていたのですが、最新のUnity 2022 LTSがリリースされたので、更新をすることにしました。

しかしプロジェクトのUnityのバージョンを最新のものに変更したら、UIの表示がおかしなことになり、バグを踏んでしまったようでした。

最初は、アップデート時のマイグレーションなどのミスで表示がおかしなことになったのかと思いました。そこで、2022.3.4f1にアップデートしていたものを、同じLTSバージョンの2022.3.2f1へ更新することにしてみました。そうすると、今回の症状は出なくなりました。

つまり、私がアップデートした2022.3.4f1に存在するバグをふんでしまったようです。

どうすればよいのか

私がとった解決策は、正常に動作する2022.3.2f1を利用することです。バグをつぶす作業をするのは、とても面倒なので、ひとまず正常に動作しているバージョンを利用するという消極的な策をとっています。

調べてみると、UnityのLTSの初期リリースのあたりは、LTSであってもバグが多いらしいです。つまりは、いくら最新のLTSであっても、初期のリリースであればアップデートは慎重に行ったほうが良いということのようです。あくまでもLTSはLong Term Support、バグが少ないのではなくサポート期間が長いバージョンということのようです。

さいごに

最初は、UIがおかしくなったことでとても焦りました。しかし、別のバージョンを使用することで、今回のバグを回避することに成功しました。

LTSとは言っても、致命的なバグがまだ存在することもあるので、初期リリースの頃は避けるなどして、なるべくバグと遭遇しないようにするとよさそうです。