概要
SwiftUIを使ってiOSアプリを作成しました。
アプリを作ったといってもとても単純なもので何かこった作りというわけではありません。
しかし、アプリを作ってみると色々と気づくことがありました。
ここでは、そのような簡単なホビーアプリを作っていて感じたこと、気づいたことなどの印象を書きました。
環境
- SwiftUI 3
- Xcode 13
作ったもの
作ったものについて最初に説明します。作ったアプリは単純なもので、SwiftUIを使いUI部分を作り込み、データなどを保存するためにCoreDataを用いて、端末上にデータを保存します。SwiftUIでは、Listを用いてデータを表示したり、写真とその写真の説明やタイトルなどを保存したりします。
作成したViewも5つほどと、それほどの量はありません。
感じたこと、気づいたこと
SwiftUIを使ったアプリの開発は過去にもほんの少しだけですが、やったことがありました。実際にSwiftUIを使ってみると思うのが、できることがあまり多くないということです。ちょっとこったような作りをしようとしてしまうと、UIKitを使わないといけなくなったり、実装がうまくいかなくなったり、どのように実装したらいいのか分からなくなったりしました。
SwiftUI自体は、慣れてしまえばUIを書きやすく、意図も明確で書きやすくは思うのですが、この点がとても残念です。
次に感じていること、気づいたことが今回の記事で一番伝えたいことになります。それは、SwiftUIではデザインが同じようなものになってしまうということです。こった作りをしにくいということにも関連していますが、用意されたUIをそのまま使い、デザインの変更が難しいというのが原因と思っています。しかし、デフォルトで用意されているUIを使うことで、iOSアプリらしいデザインを苦労せず出来るというメリットはあります。
今回の開発を通して、世の中にあるアプリはUIが洗練されていてかっこいいものが多くありますが、それらはどのようにしているのか、とても気になりました。
他にも、Swiftを使ってコードを記述していたので、その部分についての気づきもないわけではありませんが、言語についてはアプリ開発から少し離れてしまうため書きません。
さいごに
SwiftUIを利用するのは簡単ですが、こった作りにするのは難しいです。しかし、デフォルトで用意されているUIがイケていないわけではありません。どこで妥協するかにもよりますが、デザインの変更の手間を考えるとそのまま使うのでも私は良いと思うようになりました。