概要

私はブラウザとしてmacOSで利用できるSafariを利用しているのですが、Safariのバージョン15でパスワード管理のBitwardenの拡張機能が使えないという問題が発生しました。

これは、Safari 15が最新のもので、Bitwardenの拡張機能がまだSafari 15に対応していないことが原因と思われます。

しかし、Safari 15でBitwardenの拡張機能が使えるという報告もあり、実際私もいくつかの作業をしてみると拡張機能が有効になりました。ここでは、もう一度SafariでBitwardenの拡張機能を有効にするため、行なった作業について書いていきます。

環境

  • macOS Monterey 12.0.1
  • Safari 15.1
  • Bitwarden 1.29.1

状況

問題に気づいたのは、あるときSafariを起動した際にBitwardenのボタンがなくなっていたからです。

最初は、Safariのバグか何かと思いSafariの再起動をしてみたのですが、問題は解決しませんでした。

原因として思い当たるのは、macOS Montereyに更新したことでSafariのバージョンが変化したことだったのですが、そもそもSafariのバージョンはmacOS Montereyの前からメジャーバージョンアップをした15を利用していました。そのため、あまり原因に思い当たるものがなく苦労しました。

解決方法

原点回帰ということで、Bitwardenの再インストールをすることにしました。Safariにおける拡張機能は公式のApp Storeからインストールする必要があり、Bitwardenの拡張機能はApp StoreのBitwardenに付属しています。そのため、Bitwardenの再インストールをすることで、拡張機能も含めて再インストールできます。

さらに、mac自体の再起動をしました。

最終的には、次の手順でBitwardenの拡張機能が有効となりました。

  1. LaunchpadからBitwardenをアンインストール
  2. App StoreからBitwardenをインストール
  3. macOSの再起動
  4. Safariを起動後、拡張機能の有効化を確認

私は、このような手順でSafariでのBitwardenの有効化ができるようになりました。

さいごに

これは私の環境でうまくいった方法なので、他の環境ではうまくいかないかもしれません。