概要

諸事情でパソコンのBIOSを更新したので、その方法について記録を残したいと思います。

BIOS

BIOSは、Basic Input/Output Systemということで、マザーボード上のチップにインストールされています。具体的な処理としては、パソコンの起動時にハードウェアのセットアップやOSの起動などを行います。

このような背景から、何も不具合がなければそのままでも良いのですが、今回は比較的新しいGPUをパソコンに取り付けたため、もしかするとBIOSを更新したら何か性能が良くなるのではないかと思い、更新をしました。

BIOSの更新には、リスクがあります。どういうことかというと、マザーボードというパソコンの根幹部分を操作するため、更新中に電源が切れたり、失敗したりすると最悪メーカーに送って修理を依頼する必要があります。通常は、このようなことはほとんどないのですが、可能性としては考えられますので、自己責任でやる必要があります。

更新

私のマザーボードはASUS製のものです。BIOSの更新は、マザーボードにより方法が異なります。おそらくですが、ASUS製のものを使っている場合に、同じようにアップデートできると思います。

ASUSのマザーボードの更新は、2種類の方法があります。

ひとつは、あらかじめダウンロードしたBIOSを入れたUSBメモリ等を使って更新する方法です。

ふたつめは、BIOSの設定画面から、ネットワーク経由で最新のBIOSをダウンロードして更新する方法です。

どちらも更新をするという点では同じなのですが、BIOSを探してダウンロードしてUSBメモリにコピーしておくというのは手間だと思ったため、今回はふたつめの方法を採用しました。

こちらの方法では、BIOSの設定画面から更新をする際に、「ネットワーク経由」を選択した後は指示に従っておけば、勝手にインストールしてくれるため、非常に、楽にインストールできました。ただ注意点としては、ネットワーク経由のため、LANケーブル等でネットワークにつないでおく必要があります。環境によっては、面倒と感じるかもしれません。

さいごに

ASUSのマザーボードにおけるBIOSの更新は、非常に楽でした。

もし、BIOSを更新する機会があった場合、ネットワーク経由で更新ができるなら、ネットワーク経由がおすすめです。