概要
SDカードを購入した際に、そのSDカードがちゃんと動作するのか、実際にデータを書き込んだり読み込んだりしてチェックするということがあります。
ここでは、macOSでSDカードのチェックを行う方法について紹介します。
環境
- macOS Catalina
- F3 7.2
ソフトウェアのインストール
macOSでSDカードの読み書きのチェックをするものにF3というものがあります。
最初に、F3をインストールします。
$ brew install f3
これで準備はできました。
書き込みチェック
F3をインストールすると、書き込みをするためのf3write
と読み込みをするためのf3read
コマンドを使えるようになります。
チェックは、コマンドを実行するだけなのですが、その前にSDカードをmacOSに挿して認識させます。
認識させたら、次のコマンドで書き込みのチェックをします。
$ f3write SDカードのマウント場所
f3writeコマンドの後ろには、SDカードをマウントしたディレクトリを指定するのですが、これは/Volumes/SDカード名
となっています。
実行には容量や書き込み速度にもよりますが、数十分ほどかかるので、気長に待ちましょう。
実行結果では、ちゃんと書き込めたかどうかが表示されます。
もし、SDカードに記載されている容量より書き込めたデータ量が少ない場合や、一部で書き込みに失敗しているような場合は不良品の可能性が高いです。
読み込みチェック
読み込みのチェックは、次のコマンドでできます。
$ f3read SDカードのマウント場所
書き込みと同じように時間がかかるので、気長に待ちましょう。
実行結果では、ちゃんと読み込めたかどうかが表示されます。
書き込みと同じように、SDカードに記載されている容量より読み込めたデータ量が少ない場合や、一部で読み込みに失敗しているような場合は不良品の可能性が高いです。
さいごに
最初にこのようなチェックをしておくことで、不良品を見つけだすことが可能です。また、このようなことをすれば、不良品だと気づかずに使えないと悩んだりすることが少なくなります。
もし不良だった場合は、Amazonで購入した場合など、お店によっては不良品を返品できたりするので、返品をしましょう。