概要
私は現在、色々と自宅に置いているサーバで動かしています。
今回は、2019年8月時点でどのようなものを動かしているのかを紹介します。
紹介すること・しないこと
私自身、サーバのほとんどをKubernetesで動かしています。
Kubernetesはコンテナの管理をするためのツールで、サーバとして提供したいはDockerイメージ等で用意しておく必要があります。
ここでは、私がKubernetesで動かしているものや、それに関連するものについて紹介します。
紹介しないものとしては、ネットワークで名前解決をするためのDNSやDHCPなどの基幹となるようなものは紹介しません。
動かしているもの (管理編)
まず、動かしているものとして、監視系の紹介をします。
監視系では、OSの様子を監視したり、サービスが落ちていないかの監視をしたりします。
次のようなツールを使って収集しています。
- Prometheus
- CPUやメモリの使用率などのメトリクスの収集
- Grafana
- Prometheusに収集された情報を見やすいように表示
- Fluentd
- ログなどのテキストデータをElasticsearchに送信
- Elasticsearch
- ログなどの情報の収集・分析
- Kibana
- Elasticsearchに収集された情報を検索、見やすいように表示
基本的にメトリクスはPrometheusで、ログデータはElasticsearchのように、用途によってツールを使い分けています。
また、Webサービスの死活監視として、Uptime Robotという外部のWebサービスを使用しており、Webサービスにアクセスできないようなときにはメールで通知が来るように設定しています。
動かしているもの (開発編)
私は、趣味でプログラミングを行なっており、いくつかのアプリケーションを開発しています。
そこで、その開発に使用しているツール等を次に紹介します。
- GitLab
- Gitリポジトリの管理
- 独自のDockerイメージの管理
- Redmine
- プログラミングに関係しないプロジェクトの管理
開発で使用しているものはあまり多くありません。
そもそもたくさんあっても使いきれない可能性の方が高いからです。
動かしているもの (趣味編)
動かしているものの内、趣味で動かしているというものもあります。
趣味で動かしているものは次のものです。
- ブログ
- Mastodon
このブログも自宅のサーバで動かしています。
また、MastodonはTwitterライクな分散型のSNSで、自分自身でサーバを立ち上げて使うことができるものです。
このように、趣味で動かしているものがいくつかあります。
まとめ
結構様々なものを動かしているということが伝わったと思います。
私が主に伝えたいこととして、自宅サーバは比較的クラウドやVPSといった外部のコンピュータを借りるより安く済むということがあります。
管理の手間はありますが、安く済むことが多いため、色々と動かしたいという人にはうってつけだと思います。
皆さんも参考にしてみてください。