概要
RubyGems(以下Gem)のインストール時に、何もオプションを指定しなければ、そのGemのドキュメント(RDocとri)もダウンロードします。
今回は、そのドキュメントをインストールしない方法についてまとめておきます。
古い方法
インストール時にオプションを指定することによって、ドキュメントをインストールしないようにします。
gem install gem名 --no-ri --no-rdoc
–;no-riと–;no-rdocオプションを指定します。
しかし、現在ではこのやり方は非推奨となっています。
そして、ネットで検索した時に、古い記事の場合は、この方法が使われていることが多いです。
新しい方法
現在では、指定するオプションが変更されています。
gem install gem名 --no-document
–;no-documentオプションを指定します。
古い方法と比べて、オプションの名前が直感的になっているような気がします。
オプションの指定が面倒な時
場合によっては、ドキュメントなんていらないとことがあると思います。
その場合に、毎回インストール時に–;no-documentと入力するのはかなり面倒です。
なので、カレントディレクトリに.gemrcというファイルを作成して、普段からドキュメントをインストールしないように指定することができます。
install: --no-document
update: --no-document
これで、インストール時と、アップデート時にドキュメントがインストールされなくなります。
まとめ
.gemrcに設定を書いておけばいいだけなのですが、どのように書けばいいのか忘れてしまいやすかったので、備忘録としてまとめておきます。