5%問題がどのような事をさしているのかわからなかったので調べてみました。
発端
GIGAZINEに掲載されていたある記事を読んでいたら、5%問題という言葉が出てきました。
Evernoteを苦しめる「5%問題」は本当に取り組むべきことを照らす道しるべになる
この記事では、Evernoteが5%問題によって経営の危機に陥っており、他のIT企業でもしばしば5%問題に頭を抱えているという話について書かれています。
私は、IT企業の経営に明るくないのでここで出てきた5%問題という言葉に聞き覚えがなかったので、調べてみました。
5%問題とは
5%問題とは、ソフトウェアやサービスを利用するユーザーが実際に利用する機能は、全体の5%程度だという問題です。
これは、ユーザーが使わないような機能にも、開発や保守の費用を無駄にかけていることを示しています。
だとしたら、残りのいらない95%の機能を削除してしまえば、無駄な費用を減らせるということになるのかというと、そうはなりません。
なぜなら、ユーザーによって5%の機能が違うからです。
このことが、5%問題です。