プログラミング言語Rubyには、Rubyのライブラリ等を管理するRubyGemsというパッケージ管理システムがあります。
ちなみに、インストールされるライブラリ等をGemパッケージといいます。
今回は、このアップデート方法を調べてまとめました。
RubyGemsのアップデート
最初に、RubyGemsというパッケージ管理システム自体をアップデートする方法です。
調べたところ、アップデートの方法は2種類あるようなので、2種類とも書いておきます。
rubygems-updateを利用
rubygems-updateというGemパッケージを使ってRubyGemsのアップデートをする方法について説明します。
こちらのほうが、主流となっているようです。
最初に、rubygems-updateをインストールします。
gem install rubygems-update
そして、update_gemsというコマンドを実行するだけです。
update_rubygems
これで、RubyGemsのアップデート終了です。
もし、最初からrubygems-updateをインストールしてある場合は、rubygem-updateをアップデートしてから、update_rubygemsを実行します。
gem update rubygems-update
update_rubygems
gem update を利用
RubyGemsのコマンドで実行する方法について説明します。
下記のコマンドを実行してRubyGemsのアップデートができます。
gem update --system
これで、RubyGemsのアップデート終了です。
Gemパッケージのアップデート
インストールされている全てのGemパッケージをアップデートする方法と、個別にアップデートする方法について説明します。
全てのGemパッケージのアップデート
全てのGemパッケージをアップデートする場合は、下記のコマンドを実行します。
gem update
これで、現在インストールされている全てのGemパッケージのアップデートができます。
個別のGemパッケージのアップデート
個別のGemパッケージをアップデートする場合は、下記のコマンドを実行します。
gem update パッケージ名
これで、個別のGemパッケージのアップデートができます。
インストールされているパッケージ一覧
現在インストールされているGemパッケージの名前がわからない時は、下記のコマンドを実行すると見ることができます。
gem list --local
パッケージ名は、これを参考にするといいです。
さいごに
このようなパッケージは、車輪の再発明をせずに済むので、なるべく使いこなせるようにしていきたい。