プログラミング言語のRubyには、実装方法などによっていくつかの種類があるので、今回まとめてみました。
Rubyの種類
Rubyは、実装方法などによって種類があります。
例えば、C言語で実装されたRuby、Javaで実装されたRubyなどです。
ちなみにこれらはそれぞれ、CRuby、JRubyのように表します。
では、一般にRubyといった場合はどれなのかというと、CRubyを表します。
ここまでは、私が知識として知っているのですが、この他にはどのようなものがあるのか気になったので調べてみました。
CRuby
先ほどのとおり、CRubyはC言語で実装されたRubyです。
CRubyはCommon Rubyの略です.
公式WebサイトでRubyとして公開されているのはこのCRubyです。
Rubyの神である、まつもとゆきひろ(通称:Matz)様が関わっているRubyです。
裏を返せば、Rubyの全ての仕様に対応している真のRubyであるといえます。
JRuby
こちらも、先ほど説明したとおり、Javaで実装されたRubyです。
当たり前ですが、Javaで実装されているので、Java仮想マシンがないと実行できません。そして、Java仮想マシンで動くので、Javaの恩恵
最近では、Railsの開発をJRubyを使っておこなうところがあるようです。
Rubinius
従来のRubyよりも高速で動かすために作られたRubyです。
実行は、C++とRubyで実装された仮想マシンの上でします。
Rubyよりも、圧倒的に高速であるようなので、注目が集められているようです。
高速化は、LLVMを利用してJITを生成し、それを実行することによって高速化を測っているようです。
mruby
軽量版のRubyです。
神であるMatzが新たに発表したRubyであり、CRubyと違って省メモリで実行する事ができるので、組み込み用途でも使用する事が可能です。
注意として、CRubyの機能を全て網羅してあるわけではないです。
さいごに
Rubyについて調べてみましたが、ここまでで書いたほかにもいくつかの種類がありました。しかしそれらは、事実上開発が停止しているようだったので、ここには書きませんでした。