MVNOにおけるping値は重要だという事に気づいた
概要
携帯電話の回線にMVNOを利用しているのですが、今回別のMVNOに移ってみて、ping値は重要ということに気づきました。
なぜping値が重要と思ったのかについて書きました。
MVNOの利用
携帯電話の回線として、NTT Docomoやau、Softbankなどがありますが、これらはサポートや品質が良い代わりに価格が高いです。
そこで、私は安く利用ができるMVNOを利用しています。もちろん、サポートや品質が悪くなるのは分かった上で、利用しています。ある程度私自身でサポート部分は埋め合わせができることや、頻繁に外出して利用するわけではないので、許容できるという考えです。
私が利用していたのは、IIJmioです。IIJmioを選んだ理由は、利用者が多く、他のMVNOを提供している会社に比べて情報公開もされており、何かあった際に自分で解決しやすそうだからです。他にも、回線の品質も他のものと比べて良さそうに思えたというのもあります。
MVNOを変えてみたら
IIJmioを1年ほど利用していたのですが、せっかくならば別のサービスに変えたいと思うようになりました。IIJmioも悪くはなかったのですが、飽きてきたというのが大きな理由です。
変える先のMVNOとして、様々なものを検討しました。その結果、価格や品質などを加味して、今回はUQ mobileを選択しました。
UQ mobileを選択した理由は、キャンペーンによるキャッシュバックが大きいです。UQ mobileでは、端末を購入しなくても、MNP(番号ポータビリティ)で契約する場合、13000円のau payへのキャッシュバックキャンペーンをやっていました。私は、端末の購入はしたくないと考えていたので、このキャンペーンがちょうどよかったので、契約しました。
Ping値の重要性
契約後、あることに気づきました。それは、Webサイトへの接続が速くなったということです。IIJmioも、UQ mobileも、お昼などの混雑時を除き、それほど回線の品質に差はないと思っていたのですが、実際に利用してみると、体感でUQ mobileの方が、速度が速いように感じました。
なぜ、速度が速いように感じたのかについて、サーバーへ接続する際の時間が短いということが考えられます。これはPingなどで確認できるもので、小さければ小さいほど良く、サーバーからの応答を速く受け取れます。
調べてみると、Pingの値は、キャリアに比べてMVNOは遅いものがあるようです。IIJmioもキャリアの回線に比べて10~30ms程度遅いようです。
もちろん、ほとんど変わらないMVNO回線もあり、UQ mobileやワイモバイル、DTI simなど、変わらないものもあります。ちなみに、これらの情報はサーバーの混雑具合や利用者の増加具合などで変わることがあるため、必ず最新のものを確認するようにしてください。
正直なところ、10ミリ秒程度遅いだけで、体感で分かるくらいに遅くなるとは思っていませんでしたが、実際に使ってみると、動作がキビキビしていたことに驚きました。
MVNOを選ぶときにはPingにも注意しよう
私は、MVNOを選ぶ際に上りや下りの回線速度ばかりをきにしていました。しかし、Webページの読み込みなどの速さも気にする場合、Pingの値も重要なようです。
もし、みなさんがこれからMVNOで回線を契約する場合は、Pingの値も気にしましょう。