概要

クラウドストレージのサービスとしてMicrosoftのOneDriveを使っていたのですが、Dropboxの利用に切り替えました。

ここでは、どうしてOneDriveからDropboxに移行したのか、その理由などについて書いていきます。

OneDriveへの感想

Dropboxへの乗り換えについて、一番の理由はOneDriveに不満があったからです。まずは私が感じていたOneDriveへの不満を書いていきます。

OneDriveは、MicrosoftのサービスなのでWindowsでは何もしなくても自動でインストールされていて簡単に使うことができます。また、Microsoft 365を利用しており、OneDriveを容量1TBまで使うことができたので、そのまま使っていました。

OneDriveを使っていると、ファイルの同期の面で不具合を発生することが頻繁にありました。特に、ファイルをコピーして名前を変更する際に、同期が終わる前にファイル名を変更すると、ファイル名を変更前のファイルと変更後のファイルが2つできたり、大量のファイルを同期しようとすると、途中で同期が止まってある程度時間が経ったあたりに、もう一度同期が開始されたりしました。後者については、ネットワークの帯域をひっ迫させないためかもと思いますが、それでもなんらかのアナウンスはあってほしいですし、同期が途中で止まるというのは不便です。

このようなOneDriveの動作に不満がたまるようになりました。

Dropboxへの移行

以上のような不満から、OneDriveからの移行先としてDropboxを選択しました。なぜDropboxを選択したのかというと、評判がとてもよかったからです。他にもGoogleドライブも候補にありました。

評判以外にも、OneDriveや競合のGoogleドライブとは異なり、様々な外部のソフトウェアと連携しやすかったというのもあります。特に、スマホアプリなどでOfficeアプリと連携できるものにDropboxはあったのですが、Googleドライブはありません。また、それ以外のアプリでも、Dropboxとの連携はできるのですが、Googleドライブはできないものが多かったです。

昔Googleドライブを使ってみた際に、ファイル管理において同じフォルダ内で同じ名前のファイルを作成できるという仕様であり、さらにGoogleドライブのスマホアプリから直接Officeファイルを開こうとすると、Google SpreadsheetやGoogle Slidesなど、Googleのサービスを使って開くことしかできないという仕様であったため、私の中では使いにくく受け入れられませんでした。

このような理由から、Dropboxを移行先として選択しました。

Dropboxの感想

Dropboxを使い始めて、2週間ほど経ちますが、まったくといっていいほど不満がありません。OneDriveよりも同期が早いように思いますし、OneDriveで悩まされていたファイル名の問題などに遭遇したこともありません。

Dropboxの値段自体は少々高いと思いますが、その値段に恥じない働きをしてくれているというのが現在の感想です。ただ値段については、OneDriveの1TBではなくDropbox Plusを利用しているため2TBに上がっているため、今まで以上にたくさんのファイルをアップロードできるようにもなったため、一概に高いとは言えないかもしれません。

さいごに

OneDriveは、Microsoftが開発しているので問題のないサービスなのかと思っていたので、今回のような不具合があり残念です。

Dropboxは、現時点で不満無く使えているため、もしもみなさんもOneDriveに不満を抱えている場合はDropboxの利用をお勧めします。