概要
macのキーボード入力が遅延するということが、最近ありました。
何か高負荷な作業をしている際であれば、仕方ない部分ではあるのですが、あまりそのようなときと思えない時も、遅延すると言うことが多くなり、今回対処法を実施してみました。
その実施した内容について書きました。
環境
- macOS Monterey 12.2
アクティビティモニタの確認
そもそも、どのような重い処理を実行しているのか、macOSに標準で搭載されているアクティビティモニタから確認しました。
その結果、「kav」というカスペルスキーのセキュリティ対策ソフトに関連するもののCPU使用率が高いということが分かりました。
私は、macのウィルス対策ソフトとして、カスペルスキーインターネットセキュリティを利用しているので、こちらが悪さをしていると思われます。
そこで、こちらのアンインストールを実施してみました。
ウィルス対策ソフトの代替
ウィルス対策ソフトがアンインストールした場合、セキュリティ的に問題のある可能性があります。そこで、今回はカスペルスキーインターネットセキュリティよりも、動作が軽いと思われる、「CleanMyMac X」のウィルス対策機能を利用することにしました。
こちらのソフトは、ZDNet Japanの記事でも紹介されているもので、比較的信用のおけるものとなりそうです。CleanMyMac Xでは、ウィルス対策の他にもファイルの掃除などもでき、とても便利に利用しています。
これで、カスペルスキーインターネットセキュリティをアンインストールすることによる問題はなくなりました。
カスペルスキーのアンインストール
カスペルスキーの公式サイトにアンインストールの方法が紹介されています。
削除方法(インターネット セキュリティ 21 for Mac)
こちらに書かれているとおりに実行することで、アンインストールができました。
アンインストール後に問題は解決したのか
現在、アンインストールしてから、今まであったようなキーボードの入力の遅延は起きていないように思います。いままでの問題の原因の全てが、セキュリティ対策ソフトにあったというわけではないと思いますが、私の場合はこれで気にならなくなりました。
もし私と同じように、キーボード入力時にキーの表示が遅いというようなことがあれば、セキュリティ対策ソフトを確認してみてはいかがでしょうか。
余談
ここからは余談ですが、eGPUなどを利用することで、キーボード入力の遅延がなくなったという記事がいくつか見つかりました。しかし、eGPUは高価でお金もかかるため、なるべくならばお金をかけない方向で考えて、今回の方法をとりました。