概要
Windows 11が10月5日にリリースされ、既存のWindows 10から11へのアップグレードを行うことも可能になりました。
私は新しいものが好きなので、現在使っているWindows 10をすぐにWindows 11へとアップグレードしました。
今回はWindows 11へとアップグレードしてみた感想と、私が確認したソフトの互換性について紹介します。
アップグレード
通常、Windows 11へのアップグレードはWindows Updateの設定ウィンドウから進めることができますが、Windows 11の対象となるマシン全てが、このような方法でアップグレードできるわけではありません。これは、少しずつアップグレードできるマシンに通知をしていくシステムとなっているからです。
そこで、強制的にWindows 11へとアップグレードするために、公式で配布されているアップグレードツールを使うことにしました。
アップグレードツールのダウンロード後、実行するとアップグレードを始めて大丈夫か尋ねてきます。その内容に従ってアップグレードを進めていくことで私はアップグレードを終えることができました。
アップグレードには、2.5時間ほどかかりました。ダウンロード自体は、20分くらいで終わりましたが、その後のアップグレードの構成や反映などにとても時間がかかっていました。SSDを利用していたのですが、思ったより時間がかかったという印象です。
使用感
Windows 11では、10と比べてUIの変更が多く行われたということでした。実際Windows 11の起動後、色々と操作してみるとUIがかなり変わっていました。例えばタスクバーやスタートメニューのレイアウトが変わっていました。これは普段操作する部分となるので、この部分の変更はとても大きな変更のように思います。
最初からインストールされているソフトウェアについても、外観が変わっていました。特に普段使うエクスプローラーでは、フォルダのアイコンなどが変更されていたため、新鮮な気持ちでエクスプローラーを使っています。いずれは慣れてしまうと思いますが、このような新鮮な気持ちは良いです。
性能面では、Windows 11も、10もあまり変わらないらしいです。実際私が使ってみた感想としても、それほど大きな変化はないように思いました。
総合した感想としては、新しいものが好きならばWindows 11はUIがより分かりやすくなりおすすめということです。しかし、Windows 10に慣れてしまっている場合は、スタートメニューやタスクバーなどのUIが変更された部分について、Windows 10でついた操作のくせなどを直す必要があります。他にも、Windows 11はリリースされたばかりということで、いくつかのバグが報告されています。このようなバグが普段の利用で関係する場合は、アップグレードを控えた方が良さそうです。
ソフトの互換性
Windows 11へのアップグレードで気になるのは、利用しているソフトが対応しているということだと思います。私も、特にこの部分が気になっていたのですが、実際に使ってみたところ(あまり深いところまでは利用していませんが)ほとんど気にする必要はないという感想です。
私が使ってみたソフトの一覧です。
- Adobe Photoshop
- Adobe Illustrator
- Adobe Lightroom Classic CC
- Microsoft Office 2019 (Word、Excel、Powerpoint)
- ブラウザ(Chrome、Firefox、Vivaldi)
- Slack
- VMWare Workstation
- Visual Studio
- Visual Studio Code
- Docker Desktop
開発用のソフトもありますが、私が利用しているソフトでは問題がありませんでした。
そもそもとして、ブラウザから利用するサービスを結構利用しているためブラウザがWindows 11に対応していれば基本的に問題がないと言えそうです。昔どこかで、ブラウザがOSのようなものとして機能するという話を見たのですが、こういうことかと実感しました。
まとめ
Windows 11は、ソフトウェアの互換性などから分かるようにWindows 10とシステム面や性能面ではあまり変化がありません。大きな変化はUIですが、これは慣れが解決するもしくは11の方が使いやすいと私は思っています。
まずは、普段使っているソフトが11に対応していれば、Windows 11を利用しても良さそうに思います。数日の間であれば10に戻すこともできるので、時間はかかりますが気軽にアップグレードしても良いかもしれません。