macOSのDropboxのクライアントアプリ

macOS Montereyのバージョン12.3から、macOSの仕様が変わり内部的な部分でDropboxのファイル同期が変更になりました。

あくまでもmacOSの内部的な変更にともなうDropboxクライアントアプリの修正なので、使い勝手は変わらないのですが、その対応がこの記事の執筆時点(2022年4月21日)でまだ終わっていません。

ちなみに、この変更に伴う同期の仕組みが変更な必要なアプリとして、MicrosoftのOneDriveがあります。つまり、この修正はDropboxに限らず他のアプリやソフトへも影響が出ているものになります。

macOSの内部的な変更によって、従来のDropboxクライアントアプリが使っていたmacOSの機能が使えなくなり、別の機能を使って今までのファイル同期の仕組みを実現するというものなので、多少の時間がかかるというのは理解できます。しかし、macOS 12.3のリリースが3月14日でしたので、そろそろ対応をしなければならない時期から1ヶ月以上経過しています。そろそろ対応をしてくれるのを祈るばかりです。

現状、修正がすんでいないので、ファイル同期の一部の機能が使えなくなっています。その機能はDropboxのスマートシンクで、パソコン上にダウンロードしていないファイルをダウンロードしたファイルと同じように扱えるというものです。内部的には、ダウンロードしていないときはファイルを開く前にファイルをダウンロードしています。必要なときのみパソコンのストレージの容量を消費するため、私は便利な機能として使っています。こちらの機能に関する修正がまだ終わっていないため、スマートシンクが正常に機能せず、手動でダウンロードしてからファイルを開かないとソフトによってはファイルを開けないという症状が起きています。

私はやっていないこと

今回の修正はmacOS 12.3からですので、それよりも前のバージョンを利用しているのであれば、今回の修正は必要ないです。しかし、セキュリティなどを考えると、なるべくならば最新のものを使いたくなります。

もしも、どうしてもスマートシンクの機能が使いたい場合は、クライアントアプリの修正が終わるまでアップグレードしないという方法があります。

私は、このような方法はとっておらず、現状スマートシンクが使えない状態でmacOSとDropboxを使っています。

修正まで

Dropboxのクライアントアプリについて、次のページに情報がまとめられています。このページにはBeta版とStable版の情報が書かれており、Stableが通常利用する安定版となります。

Dropbox desktop client builds

私が確認したときではまだmacOS 12.3への対応について書かれていません。つまり、まだ修正を待ち続ける必要があります。みなさんもこちらから対応が完了したかどうか確認できます。

正直なところ、早く修正が終わらないかなぁという気持ちです。

対応が待ち遠しい

DropboxのmacOS最新版への対応が1ヶ月以上経過してもまだ対応していないということに、正直なところ驚いています。こんなに長い間待つことになるとは思っていませんでした。

早く対応してほしい、修正が終わってほしいです。

最近、Dropbox Backupというサービスがリリースされましたが、それよりもmacOS 12.3への対応のほうが嬉しいです。Dropboxさんには是非がんばってもらいたいです。