DockerでCoreapackを使ってYarnをインストールする方法
目次
概要
私が開発していたWebアプリケーションでは、Yarnでパッケージを管理していました
Yarnのインストール方法として、バージョン1系のインストール方法はよく紹介されているのですが、利用しているパッケージなどの関係から、最新のv4系などを利用しなければならなくなりました。
ここでは、Dockerのイメージビルドの中でCorepackを使って最新のYarnをインストールする方法を説明します。
環境
- Yarn
- Corepack
やりたいこと
Yarnのインストール方法として調べて出てくる情報は、v1系のインストールについてです。
npmコマンド等からインストールするわけですが、これは古い方法で、最新の方法はCorepackを使ってインストールする方法です。
ここでは、Yarnやnpmなどのパッケージマネージャーを管理するCorepackを使って、最新のYarnをインストールします。
方法
私は、開発環境の構築にDockerを利用しているので、Dockerのイメージビルドの中でCorepackを使ってYarnをインストールする方法を説明します。
次のようにコマンドを実行することで、Corepackを使ってYarnをインストールできます。
RUN corepack install -g yarn
これだけで、Yarnの最新の安定版をインストールできます。
さいごに
Yarnのインストール方法が昔と変わっていて驚きました。
そもそも、これまで使っていたものが古いものだったということで、情報のアップデートの重要性を感じました。
Yarnのコマンドのオプションや挙動が変わっているようですので、そのままバージョンだけを上げることはできそうにないのですが、少しずつ調べながら、新しいYarnを使いこなしていきたいと思います。