概要
少し前の記事で、ドメイン移管の際にDNSSECが原因と見られる問題が発生して、DNSの設定をしても反映されないという問題に直面したことを書きました。
CloudFlareからドメイン移管してDNSSECの設定で詰んだ話
この問題の顛末について、まだ書いていなかったので、そのことについて書きたいと思います。
問題の解決のために
DNSSECの設定を移管前のCloudFlareでやった後に、設定を解除せずにDNSSECへ対応していない会社へと移行したのが原因と考えていました。
CloudFlareでは、設定からDNSSECの削除をするように設定をしてみましたが、いくら時間が経っても削除されていないようなので、移管先の会社に連絡をすることに決めて、電話やチャットのサポート窓口が対応する平日に電話をかけてみることにしました。
サポート窓口への連絡と問題の解決
サポート窓口ですが、電話をかけて1時間半ほど経っても全く電話が繋がりませんでした。私はConoHaの方にドメインを移管したのですが、運悪く電話をかけていたあたりに、大規模な障害が発生していたようで、それが原因で電話が混雑していたことが予想されました。
そこで、チャットでの連絡があったので、そちらでの連絡を検討してみました。しかし、チャットについても混雑しているせいか、チャット開始のボタンがグレー表示になっており、クリックできませんで1した。
どうしようか悩んでいると、運よくチャットのグレーアウトが解除されている瞬間に遭遇しました。ページのリロードなどもしていなかったので、おそらく自動で混雑状況を確認したようです。そこですぐにチャット開始のボタンをクリックして、サポートに連絡をできました。これは、かなり運がよかったと言えそうです。
サポートに繋がった後は、アカウントの確認とどのようなサポートを受けたいのか聞かれたため、今回のドメイン移管についてや、DNSSECの設定の話などをして、1時間半ほどチャットをしていました。
チャットで連絡していた方は、他にも同時にチャットをしていたのか、返信がとても遅く(長いときには15分くらい放置された)、無視されていたり、接続が切れたりしているのではないかと不安になりましたが、返信は適切なもので、スムーズに進みました。
対応としては、DNSSECの解除をしてもらうということと、その反映が対応時間の関係で明日になるということで終わりとなりました。これで、問題の解決となりそうということで一安心しました。
次の日
サポートの窓口への連絡の次の日、DNSSECの設定が消えているか確認をすると、しっかりと消えていることが確認できました。これで問題が解決しました。
その後は、DNSの設定をして他のDNSサーバにも反映されているか確認しました。ちゃんと反映されていました。
これで、晴れて全ての問題が解決しました。
さいごに
問題の切り分けに1日かかってしまってしまい、自分自身で問題の切り分けなどをするよりも、すぐにサポート窓口に連絡した方が、問題の解決が早かったように思います。ここは、下手に知識がある人の弊害なような気がします。
サポート窓口へすぐに繋がらなかったのは、かなり辛かったのですが、今はどこもこのような感じがするので(別件で携帯電話会社に電話をかけたときに30分くらい待ちました)、我慢強く待つか、ちゃんとビジネス用のすぐに対応してくれる窓口を持つ会社を利用することになりそうです。