概要
日本語の入力へ特化したIMEにATOKがあります。
しかし日本ではあまり使われていないUSキーボードで使うには微妙に使いにくいところが多く、いくつか設定をして使っています。
ここでは、私がATOKに設定した内容について紹介します。
環境
- Windows 11 21H2
- ATOK 32.0.2
設定について
今回の設定をする前に、前提条件について説明します。
私の環境では、Windows 11でATOKを利用しています。さらにキーボードとして、日本でよく使われるJIS配列のキーボードではなく、US配列のキーボードを利用しています。
US配列のキーボードの欠点として、日本語入力が考慮されていないため、Windowsでは全角半角キーや変換キーなどがありません。変換キーはスペースキーで代用可能ですが、全角半角キーによる日本語と英字入力の切り替えは「Alt+`」という2つのキーを同時に押すことで切り返します。
Alt + `での切り替えについて、普段の利用では問題ないのですが、Windows Terminalというソフトを使う際に、切り替えがうまく行われず、そのままではつかうことができません。そのため、切り替えのキーを「Shift + スペース」というように変更して利用しています。
このような前提条件のもと、ATOKでもショートカットキーなどを設定しました。
ATOK自体には他にも設定できる項目がありますが、そちらについてはなるべくデフォルトで使いたいということで、そのままにしてあります。
ショートカットキーの設定
現在、私が行っているATOKの設定は次のものになります。
- 日本語入力ON/OFF
- 文字未入力から記号入力まですべて: 「Shift + スペース」
- 再変換
- 文字未入力: 「Shift + Ctrl + Space」
なるべくならば、後々のメンテナンスも考えて、ショートカットを変更しない方針でいるのですが、これらだけは変更しています。
Shift + スペースについては、既に他のショートカットキーとして割り当てられているのですが、それは変換中に変換候補を上に戻すというもので、私はあまり使っていなかったため、日本語入力ON/OFFに割り当てています。
ATOKはとても機能が多く、私自身全てを使いこなせているわけではありませんが、もしかすると他にもショートカットキーを変更した方がよさそうなものはありそうですが、それについては今後発見次第変更していくつもりです。
さいごに
ATOKを使っていて嬉しいのは、リフレッシュナビというキーボード入力を監視して、疲れているかどうか、一ヶ月のタイプ数を教えるなど振り返りができるという点です。
快適なATOK利用ライフを目指して日々活用していければと思います