概要

Ubuntuでは、aptコマンド等でパッケージの更新を行いますが、なるべくセキュリティに関わるパッケージは早いうちに適用しておきたいと思います。

ここでは、そのようなセキュリティアップデートを自動で適用する方法について紹介します。

環境

  • Ubuntu 18.04

自動更新

自動でセキュリティアップデートをするパッケージがaptで公開されています。

そのパッケージは、unattended-upgradesという名前で公開されています。

設定は非常に簡単で、次のコマンドでインストールをして、さらに次のコマンドで設定を有効にするだけです。

$ sudo apt install unattended-upgrades

次のコマンドで設定を有効にします。
コマンドを実行するとYESかNOを選ぶ画面が表示されるので、そこからYESを選びます。

$ sudo dpkg-reconfigure -plow unattended-upgrades

これで、自動でセキュリティアップデートが実行されるようになりました。

注意

自動でセキュリティアップデートはできるのですが、再起動が必須の更新をした場合に自動で再起動しません。

その点には注意が必要です。

さいごに

昨今のシステムでは、セキュリティは非常に重要なものとなっています。
今回のように自動化できるところはなるべく自動化していき、管理者の負担が減るようにしていきたいものです。