概要

音楽の聴き放題として、Apple Musicを利用しています。

Apple Musicは2021年に、CDと同じ音質のロスレス楽曲や、それ以上の音質のハイレゾ楽曲を聴くことができます。

しかし、このロスレス楽曲やハイレゾ楽曲を聞くには、環境が制限されてしまいます。

ここでは、私が色々と試行錯誤してできなかったWindowsでのApple Musicによるロスレス曲やハイレゾ曲の視聴について説明します(2022年1月時点)。

ロスレス楽曲とハイレゾ楽曲の注意点

ロスレス楽曲やハイレゾ楽曲を聞くことができる環境というものがあります。ロスレス楽曲やハイレゾ楽曲があったとしても、スピーカーやイヤホンがロスレス楽曲やハイレゾ楽曲の再生に対応していなければいけません。対応していない場合、音質が劣るものに変換して再生されてしまい、いくら高音質のデータでも意味がないものとなってしまいます。

基本的に、AirPodsなどの無線接続のものでないスピーカーやイヤホンはロスレス楽曲に対応していることがほとんどで、ちょっといいものであれば、ハイレゾ楽曲まで対応しています。無線がなぜだめなのかというと、無線接続規格としてBluetoothを使うことが多いのですが、このBluetoothによる音声の送信では、ロスレスに対応していないことがほとんどであるからです。しかし最近では、同じBluetoothでもaptX LosslessやaptX HD、LDACなどと呼ばれる、ロスレスやハイレゾに対応したものも普及してきています。

現時点のApple製品のAirPodsではロスレスやハイレゾをそのままの音質で聞くことができないので、これは今後に期待です。

私の視聴環境

私のApple Musicにおける、ロスレスやハイレゾの視聴方法は、macやiPadにUSB DACと呼ばれる、デジタルデータをイヤホンやヘッドホンで聴くことができるアナログデータに変換する装置を取り付けて、USB DACへハイレゾに対応したヘッドホンをつないで聞いています。

USB DACがロスレスやハイレゾに対応しているものを購入する必要がありますが、このようにすることで、Apple Musicを高音質のまま聞くことができています。

Windowsを使いたいが、だめでした

普段の私の作業環境では、macOSやWindowsのパソコンを行き来しています。そのため、macだけではなく、Windowsでもロスレス楽曲やハイレゾ楽曲を聴くことができれば嬉しいです。

しかし、色々と試してみたのですがうまくいきませんでした。

ひとつめに試したのは、WindowsのiTunesからロスレス楽曲やハイレゾ楽曲を聴くことです。iTunes自体はロスレス楽曲やハイレゾ楽曲を聴くことができるのですが、Apple Musicのロスレス楽曲やハイレゾ楽曲に対応していません。そのため、iTunesで聴くことができません。

次に試したのは、ブラウザからアクセスできるApple Musicを利用する方法です。しかしこちらもロスレス楽曲やハイレゾ楽曲に対応していません。

そこで、色々と調べてみると、AppleのサイトにWindowsへの対応が書かれていませんでした。

つまり、WindowsでApple Musicのロスレスやハイレゾ曲を聴くことは無理という結論でよさそうです。

結局のところ

このような作業の結果、WindowsでApple Musicを使ったロスレス楽曲やハイレゾ楽曲を聴くことはできないということが分かりました。

現在の私の視聴環境として、macが使えない場合はiPadを利用しています。ちなみにiPadにUSBで直接接続できなかったので、USB Type-Cを変換するケーブルを間に挟んでいます。

Windowsでのロスレス楽曲やハイレゾ楽曲の試聴に対応するように、今後のAppleの対応に期待したいです。